2014年10月号のランニングマガジン クリール
巻頭カラー特集にて取り上げていただいたサブ3ランナーの最速レシピ。
その中でも「教えて 堤さん」というページでご紹介しましたが、
私はいつもゴルフボールくらいの小さいおにぎりを携帯します。
LSDやドライブ、温泉、マラソン大会、そしてトレイルなど。
なぜミニおにぎりなのか。
それは砂糖や加工された糖質に頼りたくないから。
おにぎりが一番です。
ゴルフボールくらいの大きさなら、パクっと食べれて、そのまま走ることも可能です。
これはジュニアクラブの食事講座でもよくご紹介しています。
また「勝負メシ‼」講座でも、ぜひ持たせてくださいと保護者様にもご提案しております。
そして、ここ半年悩んだのですが、命名。
「ビクトリー球」
このおかげで力を発揮して勝てるのですから。
また頑張った後の疲労回復にも必須です。

そして最近は、受験生である娘の塾での食事にも使っています。
食べる時間がない・・・とお弁当を残すこともしばしば。
それならばパクっと食べられるこのビクトリー球にしようという作戦。
暑い夏。受験生も甘いドリンクやキャンディーに頼りがち。
その悪い砂糖入りで糖質を得て、血糖を上げ脳の唯一のエネルギー源を得ようとするくらいなら、こちらを食べてね♪の母の思いです。
実は先ほども娘からLINEが入り、「今日お弁当食べるの忘れた」と。
忘れる?
お腹空かないのか?
せっかくトマト冷やしスープ(具だくさん、もちろん添加物なしで、走るソムリエ式です)とビクトリー球を持たせたのに・・・。
6時ごろのLINEだったので、冷房の効いた塾にいるのだから腐敗はしていないはずと判断し、
「夕飯に食べてね」と打つ前に「おにぎりだけ今食べた」と娘から。
ホッとした母でした。
さあ、この夏も親子でビクトリー球で乗り切りたいと思います。
夏のジュニア合宿での親子食事講座にも盛り込めたらと思っていますし、秋の講演でも各地でご紹介したいと思います。
そうそう、なぜビクトリー球かというと、
栄養素としてパワーの源であることもありますが、
実は2年前に宮城県駅伝大会(男性)の応援に行った時のこと。
優勝していただいたお米を使っておにぎりをたくさん作り、選手のみなさんにお配りしました。
中身も抗酸化対策の具材で、走るソムリエの必勝おにぎり!
その時のことも思い出し、優勝したお米で作るからビクトリー球としました。
これからこの言葉を流行らせましょう♪
ビクトリー球でみんなもそれぞれの夢を実現させよう!
走るソムリエ 堤 佳子