好きな道

ランニングを始めた(継続的な)2004年。
その当時から田んぼや畑を眺める裏道が好きだった。
毎日同じところを通ったとしても、天気、風、匂い、花の咲き具合、色づき、雑草の伸びなど、毎日変化を感じられるから、それが楽しかった。

だから『練習ではなくて犬のお散歩ランなんです』と取材などされるときはいつも同じように答えていた。

昨日は久しぶりに田んぼに囲まれ、
牛舎の匂いと牛さんに眺められながら、
のんびり走った。
生き返った。
自分らしさをまた再確認した。

やっぱりアスファルトとビルに囲まれたコースより、山や緑に囲まれた一人の空間が好きだな。

マラソン大会もシティコースより、のどかなコースが好き。たとえ沿道の応援がなくても、一人の世界に入れるコースが。
だって走っているのは自分が楽しむためだから。
誰かに見てもらいたくて走っているのではないし、応援してもらわなければ走りきれないのではないし。
だから私は仮装もしない。
走りたくて走っているので、走りやすいウェアを着るだけ。

そんなわけで昨日は大好きな青空と山と、そして暑い日差しの中、私らしい時間が持てた幸せな1時間ランでした。


走るソムリエ   堤  佳子