満開の桜と蕾の私

春のランニングの楽しみといえば、桜ラン。
仙台も開花し、満開の桜も増えてきているので、今年も私の桜スポットを。

今日は有名な枝垂れ桜。
あいにく曇り空で、少しだけ日が差す程度。
今年も見事に枝垂れて。
桜。

こんなに人を魅了するものは無いのでは。
開花を楽しみに待たれ、
満開になれば人が集まり、
散りゆく花吹雪さえも美しいとされる。

日本人だけではなく海外でも桜は人を魅了する。

でも私は満開に咲く花よりも蕾が好き。
どの花も蕾が好き。

娘がお腹にいた時も、サンフランシスコのあの坂道を毎日歩きながら、大好きな花の蕾を指して言っていた。
『ヒナ!この蕾が好きなんだぁ。』と。
(注)3月2日が予定日だったので、ひな祭り前日ということで、お腹の子をヒナと呼んでいました。女の子であってほしいという願いも込めて。

赤い蕾で花開くと紫色の、カリフォルニアの太陽を燦々と浴びる姿が似合うあの花。
あの花を毎日眺めながら思っていた。
私は蕾が好きだなと。

そして今日の枝垂れ桜をみてまた思った。
どの花も私は蕾が好き。

だから私もまだ開花できないでいるんだなと。
まだ蕾の私。
たぶん人生が終わるときに、花開いたと感じることができれば、それでいい。
いつまでも蕾。
大きな花を咲かせるためのパワーを溜め込んだ蕾。

そう思うとこれからの人生もワクワク!



走るソムリエ   堤  佳子