大阪国際女子マラソン

1年の中で一番楽しみな大会。
7年連続出場中の大阪国際女子マラソン。
ただ出ることが嬉しくて走っていた初めの頃。
サブスリーを出したくて、でも故障抱えていたここ3年。
ようやく今年、大阪国際でもサブスリーを達成しました。
とはいえギリギリの2時間59分28秒。
57分は出したかったのですが…。
今回はスペシャルドリンクを5km地点から置いてみました。いつもは10km、初めの頃はほとんど置かずに出ていたんです(笑)
中身はHALEO C3Xに糖質のパウダーなど。
2箇所だけゼリードリンク。
今回はゼッケン169なので末尾9番。9番テーブルなので遅めに取るパターン。
配置した7箇所全て取りました。

会場に着くと友達と会ったり、おしゃべりに花が咲いたりと相変わらずテンション高くキープ!
今回の控え室はなぜか狭い…一般ランナーの一番速い部屋だったのに一番狭かったらしいです。
写真撮ったり、騒いだり、食べたり。

やや遅れてアップに出ると、バックストレートで黙々とドリルを行なっている重友さんが。
なぜか気になって、周回するたびにじーっと見ていました。あれだけ時間をかけてドリルをすることの大切さを感じていました。
その時はまさか復活優勝するとは思ってもいなかったです。

スタート整列ギリギリまで友達と写真撮って、いざスタート!
トラックで転倒した方もいたようですが、私は足場を気をつけて周回。長居陸上競技場を出るとまずまずのペース。前を追わずに自分のペースで5km。
前半はなだらかに下っているので、みなペース良く行きます。私は年末からの腰の重み、イマイチ走りのリズムが重いまま大会を迎えてしまったので、2時間56分を狙ったペースで行きたいけどあまり無理はしない…走りをしていました。とはいえ、チャレンジしないとタイムは出ない!と思いいつもよりは速く10kmまで通過。5kmごとのラップも21分切っています。
15km地点のこの写真では少し腰の重みを感じていました。
この後、並走していた方が
『サブスリーですか?』と聞いてきたので、
『そのつもりで走っています。このままなら間に合うから、後半落ちないようにイーブンで行きます!』と答えました。
『いつもブログ読んでます!付いて行きます!』とのこと。その言葉に私も元気になり
『一緒に刻みましょう!』と。
毎回疲れてくる御堂筋。
20km地点を過ぎると中間地点までが長く感じるところ。
今年はトップ選手が遅いのか、私が例年より速めなのか、御堂筋で第1中継車とすれ違いました。いつもはトップ選手はすでに25km過ぎて右折しているところです。
トップ争いとその後に続くランナーをずっと眺めながら走って、今年は向かい風が弱いことに感謝しながら折り返し。
ここからまた疲れが来るところ。
小雨も降り、ゴールまで雨はやだなぁなんて考えていました。
25kmまでは悪くはなかったのですが、その後腰の痛み・重みで辛かった。大阪城公園に入って28km、29kmのラップは4分22秒(汗)
『落ちてる』とまだ並走している方に伝えました。お互い頑張っているはずなのにペースが落ちていることに不安になりました。
『やっぱり今日は腰が重いからもうサブスリーはだめかな…』そうマイナスな考えになった時、友達が沿道から『フォームいいからまだ行けるよ!』とタイムリーな声援を送ってくれました。
正直辛かった場所。
諦めようとした場所。
『フォームはまだ大丈夫!』と言い聞かせて、そこから少しずつ上げていきました。
31km過ぎ。間も無くやってくる上り。
この辺りで我慢できたらまだいける!
初めて出た頃はこの坂が辛かったけど、昨年から楽に感じるようになりました。
まだ諦めない!と決めてからは追い越された記憶があるのは1〜2名。あとは追い越し続けて走りました。
毎年長く感じるこの大阪の32km以降の道。
今年も腰が重いから辛かったけど、耐えていると曲がり角がやって来る!の繰り返しで耐えて耐えて40km。
35km過ぎると沿道からは『サブスリー行ける!』の声ばかり。
でも実はギリギリ!
40km通過が2時間50分11秒。
50分切っていれば余裕ですが、これは油断できない!段差もあるから転んだら間に合わないかもしれない!お腹痛くなったらペース落ちちゃう!と内心は焦り気味。
でも無理にペースアップするとラスト撃沈したらもっと悲しい結末になるので、今のペースを信じて進みました。
陸上競技場のある公園内は人垣。
この花道は毎年足がフワフワ浮いているような、自分が夢を見ているような変な錯覚に陥ります。
それとともにとにかく苦しい思い。
今年は淡々と前を追い越して競技場へ。
コーナー毎に設置されている電光掲示板を睨んで、間に合う!間に合う!ようやくサブスリーできる喜びをラスト300mで感じました。
いつも通りラストスパートもせず、そのままのペースで(欲を出してタイムを縮めることも可能ですが…)、無事にゴール。
あの大きなタオルをかけてもらえるとホッと喜びが。
腰の痛みさえなければ…の思いもありますが、まずは大阪国際でもサブスリーできたことが嬉しかったです。
来年はベスト目指して走りたいと思います。



走るソムリエ   堤  佳子