
仙台30k開催にあたり、1週間前ぐらいにコラム記事を書きました。
30km走れば痩せれるから・・・とあまり食べない方がもしいるとしたら。
それでは30km走の練習になりません。
糖質が枯渇すると体脂肪が燃えてくれるだけなら良いですが・・・体たんぱく質を分解してエネルギーに変えて、カラダがもろくなってしまいます。
みなさんがどれくらい食べて参加したのかどうか?調査してみればよかったなと後悔していますが、私はフルマラソン並みに食べておきました。

30kmのペーサーは私にとってはジョグのスピードです。朝起きてすぐに走っても走れるスピードです。
それでもフルマラソン並みに食べてエネルギーを蓄えておきました。
写真の1杯だけではないですよ。3杯&余りを食べました。
もし参加する側なら。
フルマラソンの目標のペースで走ろうとするなら。
どれだけ食べておかなくてはいけないのか。
自分の挑戦するペースを刻むのですから、相当なエネルギーが必要です。
果たしてそれだけの準備をして走った方はどれだけいたのでしょうか?
また挑むペースだったとしたら、あの日の気温が暑く感じたことと思います。
私はジョグペースだったので、軽く汗ばむ程度。追い風の時にビブスの重ね着部分が、少し汗ばんだくらいです。
終始さわやかな風を感じていました。
水分もみなさんには必ず取るようにアドバイスしていましたが、自分はかなりスキップしていました。
後半バテている方もたくさんいたので、たとえ大会ではなく練習の場だとしても、食事で走る準備をしておくこは大切だと、改めて感じました。
今回の仙台30kにかかわらず、私はいつも心掛けていることがあります。
人と一緒に練習したり距離を走る時は、相手に迷惑かけないようにしっかり食べてエネルギーをためておくこと。
ガス欠で低血糖にならないように、相手に心配させたり迷惑をかけないように、ランナーとして最低限するべきことだと思っています。
それがトレイルならなおさらです。山は歩いていてもかなりのエネルギーを消費しますから。水分も。
あの日ペーサーを終えて帰宅後すぐに2合分の白米を食べました。(お昼ご飯時は夜ご飯分として。)
走った後の補給です。
カラダをもろくしないために。
失った糖質を補給して疲労回復に努めるためです。
翌日は坂の5kmレースなので尚更です。
豚肉、ニンニク、栄養の濃い野菜たち、果物、豆乳、オイル類、ナッツ類も。
削って痩せることが速くなれるのではないと思います。
必要な栄養を満たしながら、それをエネルギーにして走ることで速くなれるのだと思います。
今後も栄養で満たすことが伝わるよう、自分自身も日々実践していきたいと思います。
走るソムリエ 堤 佳子