
今年もあの坂に挑戦してきました。
鳥海ブルーライン登山マラソン
海抜0m地点から標高1000mまで、17kmの距離を延々と上り続けるレース。
昨年ももう十分!と思ったのに、またエントリーしている自分がいる・・・
この2年は富士登山競走もあるので、練習のためなのですが・・・
昨年はこのスタート会場からは山が見えないお天気だったのですが、今年はクッキリ☆
海風があるから気温も30℃を切っていましたが、暑い土曜日。
そしてスタートは午後1時。

わずか17kmとはいえ、ハードなコース。気温。
前日もフルマラソンと同様にエネルギーを溜め込みました。
朝食もドド~んと。朝5時には食べ始めたので、ご飯1.5合分ぐらい。
おかずもたくさん(大きな木製のトレイに山盛り)、果物も全て特大の3個。
もちろんこのメニューの食材は、自分のこの日のレースに必要な栄養素を揃えているものばかりです。
約3時間程度のドライブ中も、早く消化できるようにいろいろつまみました。
ゼリードリンクやジェルは苦手なので(加工品は苦手です)、きちんとした食材から栄養を補給です。
しかしこのコースは水しかなく(ゴール後も含めて6か所)のみ。応援の施設エイドにお世話にならないとスポーツドリンクは飲めません。今年は暑かったので、ジェルは持ちました。

10kmまでは暑さがきましたね。帽子をかぶっていない男子が辛そうに見えました。
それ以降は標高も高くなってくるので、汗でびっしょりのウエアが寒く感じた場面も。
容赦なく続く坂に息を荒らしながら走っていればまた温まるのですが、この時ばかりは「富士登山は大丈夫かしら?」と思ってしまいました。
10kmのゴール地点にある給水ポイントでは、昨年も一度止まってゆっくり水を飲んでから走り出しましたが、今年は昨年以上に時間をかけました。
走りながら飲んでは吸収できないと思ったからです。
自分のカラダに何が必要かを感じていたので、これまでもポケットに忍ばせていたあれこれを口にしていましたが、
この給水ポイントではゆっくり時間をかけて、ジェルも飲みました。
本当に苦手なんですが、このエネルギーが必要なので仕方ない。
その間、追い越してきた男性陣4名ほどに抜かれましたが、走り出せばすぐに一人ひとり抜くことができました。

このロスタイムがあったので、昨年作った自分の大会新記録を更新することは無理かな~と思っていました。
その後の表彰式で「大会新記録」と呼ばれ、
思わず「違います!」と言ってしまいましたが、「5秒更新です」とのこと。
あ~よかった☆
この5秒程度の更新が一番いいです。
他の大会でも大会記録更新しているものがいくつかありますが、一気に更新すると自分が超えられなくなります(苦笑)

上の写真のイチゴとビールのセットは、抽選で当たったもの。
完走すると外れなしの抽選をすることができ、地場産品が当たるのです。
昨年はドレッシング。
今年は娘も喜んでくれそうなイチゴでした☆
表彰式&閉会式が終わるとシャトルバスでスタート地点まで送ってもらえます。
このバスに揺られていると「これを全部走って上ったのね~」と自分をほめたくなります。
この日は下界の景色もよく、海まできれいに見渡せました。
走っているときは「もう出なくていい」と思うのですが、終えてしまうと「また出てもいいな~」なんて思っちゃうのが怖いですね。
上りだけなので筋肉痛にならないのがうれしい限りです。
今年も親友の里香さんと優勝☆彼女は10kmの部で連覇中です。
昨年は大会終了後(夕方)、仙台まで戻りましたが、今年は女子温泉旅♪
国産牛と三元豚のしゃぶしゃぶ食べ放題でたんぱく質補給!
翌日はこれまた30℃越えの山形の海で、真っ黒は2人はますます焼けながらも波に癒されて過ごしました。
荷物はランニングウエアのみ!
ミドル40’sの女子旅はまるで高校生の合宿のような服装で終えました。
走るソムリエ 堤 佳子