
結果からご報告です。
女子総合10位。
足の痛みは回復せず、左足は着地が精いっぱいで蹴ることができませんでしたが、完走した結果、運よく賞金いただける10位に潜り込みました。
ケニア人の並ぶ表彰台。タイムは酷くて「まさかの10位」でした。

スタート後から痛みがあり、ホノルルマラソンと同じかな・・・と痛みをこらえて5km。
10kmまでは走るというよりは足を置く動作。
12km過ぎあたりから、少しずつ走れるような感覚になり、ようやくキロ4分30秒というペースに乗ることができました。
左足をかばう右足の負担も大きく、風も強く、そして左足はあまり使えず・・・でそれ以上のペースは出ません。
結局3時間17分でゴール。
これでは表彰どころか年代別も無理だ(総合10位までは賞金。それ以降の方は年代別順位がでます。賞金は無理でも年代別3位入賞ができたら・・・と思っていました)。

ゴールまで200m辺りで、娘が「ママ?」「走れ~」と。
「無理だよ~ここまで来たのだからもう許して!」と足をかばいながらのゴール。
入賞はありえないと思ったので、荷物を受け取りに行ってからすぐに治療へ。
もう拷問でした(汗)
こんなにテーピングを貼られたのは初めてです。
歩くのもカクカク。
記念に写真を撮りました。
そんな風にのんきに過ごして、会場にあるたくさんのブースの無料サンプルをもらいに並んでいると・・・。
マイクで「ヨシコ ツツミ~」という声が。

ん?
遠くのステージを見ると女性陣が並んでいます。
「私?」「表彰?」
娘や一緒に行ったメンバーも荷物を担いでステージへ近づきます。
どうやら10位に入賞。
早く上がれあがれ!と促されて、登りました。
他のランナーは皆さん着替えているのに、私はゴールメダルをかけたまま(笑)。
まさかのラッキー入賞でした。

10位の賞金はたいしたことはないのですが、
それ以上に驚いたのは税金20%引かれること。
手取り・・・(涙)
もし11位だったら、年代別優勝ができたのですが!
賞金と優勝。
娘は賞金でしょ!と。はい。そうですね。

早速ホテルへ戻って着替えて、賞金を使いに街へ。
まずは足つぼ+全身マッサージへ。
私はマラソン後の足の痛みで、地獄のマッサージ。
娘は極楽のマッサージ。眠っています。
少し残ったお金は、娘のバッグへ姿を変えました。
不足分も多く、私のお財布は寂しい状態でした。
永康街は人が多く、名物のマンゴーかき氷や小籠包も食べたかったのですが、夜の北京ダックのためググッとこらえました。
走るソムリエ 堤 佳子