
7月25日(金)
この日しかこのレストランで食べるチャンスがない!
ということでレンタカーをして娘とNapaのSt.Helenaへ。
ずっと憧れていたレストラン。
ついにお食事を。ランチですが。

こちらはThe California Institute of America
いわゆる料理人の学校が運営しているレストラン。
入口からワインセラーの品揃えもさすがでした。
レストラン内もレンガ造りで、とても天井が高く開放的。
オープンキッチンで臨場感もあります。
そして学生がサーブしてくれるのですが、気遣い、フレンドリーさ、マナーの良さすべて素晴らしいです。

まずはワインをオーダー。
今旅全体を振り返ると、この1杯が一番香りも口の中での広がりも素晴らしかったです。
パンはフォカッチャ。このままでも十分美味しい。口に含んだ時にオリーブオイルがほんのり(少なすぎず、多すぎず)ひろがり、塩加減、ローズマリー加減も最高です。娘は何度もお替り。オリーブもディスペンサーからです。

娘はSweet Corn Soup
キンキンに冷えたサンタクルスのカニサラダ、トイボックストマト、パプリカオイル添えです。
スープは温かく、添えられたカニサラダの冷たさと何ともいえない調合。
濃厚で彩りも素晴らしく、遊び心ある一皿でした。

私はGreystone garden salad
赤と緑の葉、マリネされた瓜、コーン、トマト、キヌア、ゴートチーズドレッシング
もうこれだけで満足でした☆
popped quinoaが気になり、そしてゴートチーズが大好きなので迷うことなくこちらにしましたが、キヌアの使い方凄いな~。
運ばれてきた状態は写真の通りですが、食べ進んでも美しい状態が続くサラダ。
上のグリーンをどかすと宝石箱のような輝きのサラダでした。

さあいよいよメイン。
娘は肉・魚はいやだな~とのことでStraus Dairy Ricotta Cheese and Spinach Ravioli
リコッタチーズとホウレンソウのバランスが良かったです。
小さな小さなフラワーも乗っていて、心が躍る一皿でした。

私は魚料理も魅力だったのですが、Brick Roasted Mary's Farm Chickenに。
決め手はグリルしたピーチ、farro小麦のサラダ、フェタチーズ、そしてコリアンダービネグレッテだったこと。
もう想像以上のものでした。

それはチキン。
こんなにプリプリで柔らかいチキンのむね肉は食べたことがありません!
どうしたらこんな風に仕上がるのでしょうか?
塩麹、白ワイン、オリーブオイルなど色々工夫はして作りますが、この柔らかさはあり得ません。まるでモツアレラチーズ!プリプリなのです!

ピーチのグリルもジューシー。果物を食事に使う技は本当にカリフォルニア料理は上手ですよね。添えられたfarro小麦のサラダも絶妙で、コリアンダービネグレッテはぜひ自分でも挑戦しようと思いました。
デザートはVanilla Bean Panna Cottaで。
ルバーブのピクルス、フェンネルのキャラメリゼ添えだったので決定。
やはりこちらは圧巻のお食事でした。
もう何度でも訪れたい。
住んでいる時もかなり美味しい食事を経験させていただきましたが、上位にランクインできます。しかも異常なほど高くないところが庶民の私に向いています。
手が出る料金でこの内容、このサービス。
チップもしっかり乗せようと思ったら、学生がサービスの場合はすでにサービスチャージを一律で加えてあり、そのサービス料は学生の勉強のために利用されるとのこと。喜んで支払いしてきました。
本当にありがとう☆